2007年4月21日土曜日

我が家の通信事情

2005年11月22日(火)投稿

週末は,全然繋がらなくなったネット。 それが,今日仕事に行って家に帰ってきたら,繋がるようになっていました。 まったく…と,ここでイライラしても始まらない。サービスが一律ではないのがスペイン。いろんなことが起こるんですね。でも,これって数年前の日本のような感じです。では,一体我が家の通信事情はどんなのかというと…。
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先日開通したインターネット。 通信はADSLです。速度は大体300~360Kbps。 今の日本から比べたら,「え?」という感じでしょう。日本はいまや光ファイバーによる通信で,100Mbpsくらいまで出ているのでしょうか? それに,ADSLってLANケーブルで常時接続のはずだったと思うのですが,こちらはモデムをUSBで繋いで,ダイヤルアップです。パソコンを起動した直後はネットに繋がっていません。
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ダイヤルアップだと,気になるのが料金設定。かつてのダイヤルアップでは,接続時間の長さが長いと莫大な料金を支払うことになっていたので,日本の常時接続の感覚でネットをやっていたら,大変なことになるのでは…という考えが頭をよぎります。 そこで,プロバイダのHPを見てみる。
http://www.telefonica.net/
これが,どこを見ても,なかなか料金の案内が出てこないのです。探していくと,「こちらの電話番号に問い合わせてください」って。せっかくネットで情報を提供しているのに,なぜ肝心の部分は電話で?と思う。 まぁ,一応料金は書いてあって,定額料金で24時間接続可能なプランは21ユーロとのこと。でも,これにはダイヤルアップ通信料も含まれるのかどうかということがよく分からない。ダイヤルアップ通信の料金は,別のPDFファイルに文章の中に書いてあった…。が,これも本当のところ,通信料なのかよくわからず…。他の人に聞いたら,全部込み込みで40ユーロじゃないか,とのこと。 結局は本当のことはよくわからないが,40ユーロらしい,ということしかわかりませんでした。
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このように,こちらでは,お金のやりとりが発生する事柄についての説明に,金額が書いていなかったり,とてもわかりにくく書いてあることが結構あります。まったくの推測ですが,そのような料金を設定する人に利益がいくようにするために,書いていないのではないかと思います。はっきり書かないでおけば,料金設定者はいつでも,何かの理由をつけて追加料金を徴収することができます。 スペインは人と人のつながりが大事にされる社会だといわれます。とても大事なことですが,それはつまりコネ社会でもあり,そのために既得権益が守られているということでしょう。電話料金・インターネット料金もそういうことの表れのひとつのように思います。
かなり以前のスペイン・インターネット事情はこちら↓ http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20010326101.html

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