2007年4月21日土曜日

2006年04月07日(金)投稿

桜に触れた,この前の週末。
3月31日(金曜日)。
友だちに連れられてSalon de te=茶店?http://www.bomec-elpaladardelte.com/home.html へ行って来ました。
店では中国茶,台湾茶,日本茶なども。店内はHPを見てもらえば多少わかると思いますが,中国とタイとインドと日本が合体したような感じ…。
お茶はちょっと大きめのポットに入って出てきます。それを紅茶用のティーカップで。少し不思議な感じ笑。味はほのかに桜の花の香りがしました。2杯,3杯程度飲むと,少し薬くささを感じなくもない…という感じでしたが。
このお茶,7ユーロ=¥980。円に換算したらやっぱり高い…。日本の玉露茶もありましたが,18ユーロ=2520円。お茶2,3杯が2500円…。
この友だちというのは,今,出席しているスペイン語のクラスメート。数少ないアジア系出席者のうちの1人。彼のご両親は韓国人なのだが,ドイツに移住し,そこで彼は生まれたとのこと。だから,見た目はほんとに「韓国人」で,名前も韓国名だけれど,ヨーロッパの交換留学プログラムErasmusでスペインへ来ているとのこと。
この韓国系ドイツ人の彼,友だちから時折かかってくる電話に出ると,すごいドイツ語!ドイツで生まれ育ったんだから当たり前だけど。
スペイン語のクラスは20数名のうち,10数名以上がドイツ語を話す国から来た学生だとのこと。確かに,ドイツのほかにオーストリアやスイスからの学生が何人もいる。彼曰く,友だちといるといつもドイツ語をしゃべってしまうし,スペイン人と友達になるのも難しくて,スペイン語を話す機会がなかなかないらしい。
その点,僕と話をするときはスペイン語(or英語)が必要だし,同じアジア系という親近感もあるし。
彼はスペイン語を勉強したくてスペインへ来たとのこと。僕よりもはるかに上手にスペイン語を話せるという感じ。でも,言いたいことが言えないときはどうしても英語になってしまう…。楽しくコミュニケーションできたから良しとします。
金曜日の夜。この韓国系の彼は,僕とお茶をしたあと,友だちとBarでFiesta(といっても飲みに行くくらいの感じ)に行くので一緒に行かないか,と誘ってくれた。でも,ドイツ語を話す友達との集まりのようだったので,丁重にお断りした。きっとドイツ語を離す人たちが集まっていたら,みんなはドイツ語を話すだろうし,そこに自分がいても全く理解はできない。
それに,Erasumsの交換留学で来ている学生は半年や1年で自分の国へ帰る。短い滞在期間にいろいろやってやろう,遊び倒してやろう,というエネルギーに満ちている(笑)。毎週末遊びに行くと言っていた。(遊びに,といっても友だちとワイワイ過ごすというような感じのことみたい。)このErasumsの留学の期間は留学生の間では「長いバケーション」と言われているそうだ。なんとなく分かる。
でも,そのバケーションに付き合う時間は今,自分にはないし,誘ってくれても"Lo siento."(I am sorry.)と断ることが多いのも,ちょっと寂しくはある。自分のペースでやっていくしかないな。
***************
4月2日(日曜日)
朝8:30。友だちと桜の花見に行くため,マドリードの南にあるバスターミナルへ。行き先はポルトガルとの国境に接するExtramadura地方にあるValle de Jerteという場所。Valleというのは「谷」という意味です。想像するに,谷に桜が満開…
ところが,8:30に待ち合わせ場所に行くと,なんと,乗るはずのバスがちょうど8:30発だったとのこと!!!次のバスは夜8:30…。
行き先変更して,マドリード近郊のテーマパーク,「Parque Warner Madrid」へ行くことにしました。ワーナーブラザーズのテーマパーク。http://www.parquewarner.com/  どうやらできて5年目みたいです。冬の間は閉園していて,その年の4月に再開。昨日はその再開2日目でした。
この中で桜の木を発見したので,「ここでお花見」ということで写真を撮って,花見終了。園内では,水でずぶ濡れになるようなアトラクションもあったけど,機能は初夏の陽気。濡れても30分ぐらいで乾いてしまいました。おまけに強い日差しのため,半そでの腕や顔が赤く日焼けするほどでした。
気付けば午後6時過ぎ。一通り絶叫マシーンにも乗り,一日歩きまわり疲れたので帰路に着きました。
午後6時でもまだ全然明るくて,日没が午後9時近く。日本だったら,「日が暮れたから7時くらいかな?」とか感覚で分かるんですが,こちらのような日没時刻だと,「今,何時くらいなのか」ということが,全然分からないのです。ちょっと困っています…。

0 件のコメント: